キャンプでは、照明や料理を行うための動力源を考える必要があります。
そしてキャンプ場へ持っていく物を減らしたりメンテナンスを楽にするには、動力源を統一することが望ましいです。
目次
- 主な動力源
- 動力源の統一について
- 各動力源のオススメキャンプ道具
主な動力源
1.電力(電池)
電池式のアウトドアグッズはランタンなどあります。
電池の入れ替えが面倒ですが手軽で安価なものが多いです。
複数の電池アイテムを使う場合は電池の種類も統一したものを揃えることをおススメします。
2.電力(充電式バッテリー)
充電バッテリー式のアウトドアグッズは、ランタンなどがあります。
家で充電して、アウトドアで利用します。
外でバッテリー切れを起こした場合、モバイルバッテリーなどから充電できます。
技術の進化により大容量のものが小さく、安くなってきています。
後述する大容量バッテリーを使うと、電気毛布やコタツ、高性能のバッテリーだとIHクッキングヒーターや電気ストーブなどの電化製品も利用可能です。
3.ガス(CB缶)
CB缶のアウトドアグッズはバーナなどがあります。一部ランタンもありますが数は少ないです。
CB缶はCassette Gas Bombeの略で、鍋などの時に使う家庭用カセットコンロのガス缶です。
SOTOのCB缶は1本300円程度と比較的安価です。
一方、温度の低い場所では後述のOD缶の方が着火しやすいと一般的に言われています。
しかし、最近は各メーカから寒冷地でも使えるという商品が出ています。
SOTOの場合、レギュラーガスは、液化ブタンだけですが寒冷地仕様可のパワーガスというものが発売されていて、液化ブタンに液化プロパンも混入されています。
4.ガス(OD缶)
OD缶のアウトドアグッズはバーナに加え、本格的なランタンがあります。
OD缶はOutDoorの略で、アウトドアに特化しているガス缶です。
SOTOのOD缶はCB缶と同じ容量のものが600円程度。高性能な分、少しコストが高くなります。
5.ホワイトガソリン
ホワイトガソリンのアウトドアグッズはバーナやランタンがあります。
100年以上の歴史のあるコールマンがホワイトガソリンを使った魅力的な名品を多く出しています。
長い歴史の中で使われているだけあって温度の低い場所での利用や安定した火力はアウトドアに一番適しています。
一方、利用するための準備やメンテナンスが一定必要で手軽さではガスの方が優れます。
6.薪と炭
木を燃やすというある意味一番歴史の古い動力源です。
(炭は薪を火力調整しやすい動力源として加工したものになります。)
雨の日の運用が極端に悪いのと、着火するのに時間がかかったり他の動力源が必要だったりします。
動力源の統一について
薪と炭は、焚き火やBBQなどキャンプならではのエンターテイメントの要素が強いので別とします。
それ以外の動力源の道具を保有すると、それぞれ、電池、モバイルバッテリー、CB缶、OD缶、ホワイトガソリンを保有する必要があります。
そして、動力源の数だけ残量チェックや補充をする手間がかかります。
キャンプ道具を選ぶ際に動力源を統一すると、持ち運ぶものが少なくなるだけでなくメンテナンスの手間も省けます。
動力源の中で必ず必要なのは、電気です。
ガスやホワイトガソリンのランタンをテント内で使用すると、一酸化炭素中毒になるので照明は電池や充電式バッテリーで動くランタンが少なくとも一つは必要となります。
そのため動力源を一つに絞るなら電力(充電バッテリー)です。
動力が必要なキャンプ道具を全て電化製品にするオール電化。
しかし、キャンプのオール電化は、調理器具の電力の確保が難しいです。
(「調理は、全て焚火台でする!」という選択肢もありますが雨の日や撤収の直前など不便です。)
IH調理器具は、1000W程度使用します。
1000Wを出力するためには以下のどれかが必要です。
- 電源付きのサイト
- プリウスなど電源供給ができる車(プリウスは1500W可能)
- 大容量バッテリー(1000W出力できるものは、10万円以上します。)
<Jackery ポータブル電源 1000 278400mAh/1002Wh>
<Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネル >
私は、一酸化炭素中毒を気にせずテント内でも使えるメリットと、家庭用のモノと兼用できるケースが多いメリットから、将来的にはキャンプ用品のオール電化を図りたいと思っています。
家で使っている電気ストーブやホットプレートをそのまま使えるとモノをキャンプ用に増やす必要がありません。(両方1000W程度)
しかし、車はハイブリッドではなく、電源サイト以外のサイトにも行きたいですし、さらには大容量バッテリーが高いので今は躊躇しています。
私はオール電化を図るまでは、ガス(CB缶)を併用しています。
CB缶は鍋などで使うカセットコンロの動力源なのでコンビニなどで手軽に入手できますし、安価に運用できます。
ランタン系は、電力(充電バッテリー)のものに統一し、バーナ系は、ガス(CB缶)に統一しています。
家庭もオール電化が出る以前は照明は電気、調理はガス。が一般的だったのと同じ感覚です。
今後テクノロジーの進化により、大容量バッテリーは、さらに高性能化、大容量化、小型化、低価格化が図られるでしょう。
キャンプもバッテリーの進化とともにオール電化が普通の選択肢になると思います。
将来的にはgooglehomeもしくはamazon alexa対応のアウトドアグッズ何ていうのも出るかもしれません。
CB缶の代わりに高性能なOD缶をメインに据えると、コールマンのルミエールランタン・スノーピークのノクターンなどの魅力的なキャンプアイテムが使えます。
また、さらにアウトドアに特化したホワイトガソリンもコールマンのアニバーサリーシーズンランタンなどが使えるのでカッコイイと思います。
その場合、他のキャンプ道具の動力源もOD缶もしくはホワイトガソリン、に揃えるのが荷物を減らしたり、楽ができるコツです。
各動力源のオススメキャンプ道具
電池のオススメキャンプ道具
<GENTOS(ジェントス) LED ランタン EX-136S>
充電式バッテリーのオススメキャンプ道具
<ベアボーンズ ビーコンライト>
<WAQLEDランタン>
<LUMENA2>
<アイリスオーヤマ IHコンロ 1000W>
<アイリスオーヤマ 電気ストーブ 速暖 >
<山善 電気敷毛布 (丸洗い可能)>
CB缶のオススメキャンプ道具
<イワタニジュニアコンパクトバーナ>
<SOTOレギュレーターストーブ ST-330>
<ユニフレーム ツインバーナー>
<SOTO スライドガストーチ ST-480>
<SOTO フィールドチャッカー ST-Y450>
OD缶のオススメキャンプ道具
<コールマン(Coleman) ランタン ノーススター 2500 約1543ルーメン>
<コールマン(Coleman)ルミエールランタン>
<コールマン(Coleman)シングルバーナー シングルガスストーブ120A OD缶専用>
<コールマン(Coleman) バーナー パワーハウスLPツーバーナーストーブ2 >
<スノーピーク(snow peak)ガスランタン リトルランプ ノクターン>
<スノーピーク(snow peak)バーナー ギガパワー マイクロマックス ウルトラライト GST-120R>
<スノーピーク(snow peak) フラットバーナー GS-450>
ホワイトガソリンのオススメキャンプ道具
<コールマン(Coleman) ランタン ワンマントルランタン 286A740J>
<コールマン 2-バーナー デュアル パワーハウス 液体燃料 ストーブ >
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